社会福祉法人 かすみが丘学園

昭和56年に制作を開始し、原画、版木、印刷、製本の各工程をすべて 利用者さんが行っています。

カレンダー用紙作製で余った和紙を使用し、「なにかできないか」ということで始めたのがきっかけです。
また、平成26年に「福井県商品開発・作業向上アドバイザーとう派遣事業」を活用し、利用者さんと共にスキルアップを目指し、昨年独自ブランド『印スタ』を立ち上げました。福井の地域性を活かしたデザインなどを展開しております。利用者さんが消しゴムで作ったハンコで一つ一つ手押ししてデザインしています。印刷とは違い、一枚一枚風合いを楽しむことが出来ます。温かみある越前和紙の小物たちで想いを伝えてみませんか。

カバンや布製品にオリジナルのプリントを行っています。

県内で開催される販売会等に参加し、購入してくださった方に商品ができるまでの過程等を伝え、利用者さんの日々の頑張りを伝えています。また、そういった販売会に、利用者さんが販売員として出店することで、ものを売る難しさや、自分が作った商品が目の前手売れていく喜び、達成感につながり、意欲向上につながっています。
また、子どもを対象としたワークショップを行っており、体験してくださった方にも商品ができるまでの過程やハンカチを手作りで制作していること、障がい者の方が日々地道に働いているということ等を伝え、少しでも障がい者福祉に興味・関心・理解を持ってもらえるようこういった活動を行っています。障がい者の方が一生懸命制作した商品を販売し、その売り上げが利用者さんに還元されています。

手づくりの、ぬくもりあふれる商品の数々です。